2011年9月28日水曜日

陰陽師☆安倍晴明公(あべのせいめいこう)をお祀りする晴明神社

住所:京都市上京区堀川通一条上ル晴明町


陰陽師の始祖(しそ)である安倍晴明は、式神(しきがみ)を駆使する姿が数々の伝説や物語になっており、小説をはじめ映画やアニメなど様々な作品に描かれることが多く、現在においてもその名を広くとどろかせている。

式神とは、呪詛の鬼神で、呪いの言葉を現実の力として働かせる機能をもつ霊的存在のことだそうで、安倍晴明は、この式神を駆使した調伏(ちょうぶく)と呪詛返し(じゅそがえし)の呪力(じゅりょく)がすさまじいことで知られているのだとか。

もっと詳しく「式神」「調伏」「呪詛返し」なんて言葉を理解したい方は、「少年陰陽師」(アニメ)をご覧になるとよいのでは?個人的におすすめしたい作品です。

「少年陰陽師 窮奇編 第1巻 [DVD]」 

安倍晴明の後継とされる孫が白い物の怪と出会ったことをきっかけに一人前の陰陽師へなるべく数々の妖と対峙していく物語なんだけど、白い物の怪のモックンがステキです。


鳥居に掛けられる額には通常、神社の名前やご祭神の名前がいられるんだとか。
晴明神社はご覧の通り、文字の代わりに晴明神社の社紋である桔梗印が入っています。
陰陽師といえばこの五芒星☆ということで、境内のあちらこちらでお目にかかれます。


こちらの晴明神社は、市街地に一角に鎮座する神社のため、
境内はそれほど広くなく、神社の周囲には緑や樹々は見当たらず
境内の外へ目をやるとそこには超現実的な建物や日頃見慣れた町中の景色が
広がっており、境内の外と内の雰囲気の落差が際立ちます。

境内の規模は小さいですが、所狭しと様々な晴明ゆかりの旧跡が
配置されており見所満載です。五芒星☆が随所に散りばめられた
異空間には陰陽師独特のエネルギーが満ちているような気がしました。



「晴明井」
「晴明井」から湧き出る晴明水は悪疫難病を平癒させる霊水なんだそうで。
晴明神社のホームページによれば、飲んでも大丈夫なんだそう。

「式神石像」
スコップを持って庭いじりをしている顔のデカイオバさん?と思いきゃ、
失礼しました。とっても寄り目で不思議な雰囲気の式神の石像でした。
実際には陰陽師が使う精霊は人の目には見えなかったとか。

「安倍晴明公像」
衣装に隠れて見えないけれど、手には印を結ばれているとか。


桃は美味しくいただくだけの果物にあらず、
魔除、厄除けの果物でもあるんです。

古事記でも、桃の霊力が語られています。
亡くなった妻が忘れられず黄泉の国へと会いにいったイザナキが
姿を見てはならないというイザナミとの約束を破ったために
激怒したイザナミと手下の魔軍に命を狙われることに。
黄泉の国から脱出しようと必死に逃げるイザナキは、
この国と黄泉との境まで来たとき、そこで見つけた桃の実を3つ投げつけ、
手下の魔軍を退却させることに成功し、やっとの思いで地上に戻れたらしい。

イザナキは、桃の実に感謝して偉大な霊力をもつという意味をこめた
オオカムズミという称号まで、桃の実に与えたらしい。


というわけで、偉大な霊力を持ち、称号まで与えられた魔除の桃のお守りをゲット


せっかくなので五芒星の絵馬もゲット。



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